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セリエAでの2年目となった今シーズン、31試合に出場するなど出番をしっかり得ることになったが、本人は「簡潔に言えばいいシーズンではなかったと思います」と主張。チームと自身のプレーのギャップを埋めるために「ボローニャのコーチングスタッフにも相談して、自分のやりやすいようにやればいいとアドバイスをもらった」が、「そこからは段々重く考えすぎずにやれたと思うが、でも最後まで何も考えず感覚というか、自分の頭の中がすっきりした状態、感じたままに動くことはできなかったと思う」と振り返っている。
冨安は28日のワールドカップアジア２次予選・ミャンマー戦後に、U-24日本代表の活動に合流することになる。「森保さんは前から金メダルを目指すと言っていますし、僕たちも一人ひとりそう思っています。まず僕はしっかり自分のプレーでチームに貢献するのが1番だと思っている。金メダルを目指すために、いいチームにしていきたい」と強い意気込みを語った。
また、今回はオーバーエイジ枠に日本代表でともにプレーするDF吉田麻也、DF酒井宏樹、MF遠藤航の3人が選出。「本当に頼りになる先輩3人。ピッチ外でも若い選手にいい影響を与えてくれると思います」と語り、融合を楽しみにしている様子だ。
冨安にとっては久々の五輪代表での活動となる。「練習の中でいかに連係を高められるかが大事になってくる。感覚のところで1秒や1メートルのずれを感じるでしょうし、細かい修正は五輪前に終わらせることが必要かなと思う」と思いを明かした。欧州で成長を続ける冨安は、この代表活動でどんなプレーを見せてくれるだろうか。
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