バルセロナのスポーツ部門副会長ラファ・ジュステ氏が、FWウスマン・デンベレに新たな契約延長オファーを提示する可能性を示唆した。
今季限りとなっている契約の延長交渉が決裂していたバルセロナとデンベレ。バルセロナは冬の移籍市場でデンベレの売却を試みたが失敗し、チャビ・エルナンデス監督の意向により招集外扱いから再び戦力に加えていた。そして現在、フランス代表FWは指揮官の期待に応える活躍ぶりを披露している。
スペイン『カタルーニャ・ラディオ』とのインタビューに応じたジュステ氏は、そんなデンベレとの契約をこれから延長する可能性を否定しなかった。
「当時の交渉は結実しなかった。が、チャビは彼が並外れた選手だと話しているし、実際的にチームに多大な貢献をしている。思うに、チャビは精神的なレベルでも素晴らしい仕事を実現しており、デンベレがプレーシステムを理解するための助けとなっている。チャビはやはり、選手たちにとってのお手本なんだよ」
「デンベレについては確実にポジティブな状況に向かっている。このまま順調に進んでいくならば、私たちがウスマンの代理人と再び話し合う可能性も否定しない。ウスマンと私たちと一緒に居続けるためにね」
ジュステ氏はその一方で、契約延長交渉が難航しているとされるMFガビ、DFロナルド・アラウホについても触れた。
「その二つの件については、契約延長に支障がないよう、彼らがこのクラブの選手たちであるように最大限尽くしている。彼らがここで満足していることは強調しておきたいし、それは交渉を容易にしてくれる要素だ。私は楽観的だよ。なぜなら、選手たち含めて全員が契約延長を望んでいるのだから」
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