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アーセナルからレンタル移籍中のムヒタリアン「エメリよりフォンセカ」 | サッカー | セリエA

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アーセナルからレンタル移籍中のムヒタリアン「エメリよりフォンセカ」 | サッカー | セリエA(C)Getty Images
昨夏より、アーセナルからASローマにレンタル移籍しているアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン。だが、ロンドンよりもローマの水のほうが合うようだ。ウナイ・エメリ前監督の下、アーセナルで過ごした最後の数ヶ月よりも、ローマでの生活の方がはるかに楽しいと認めている。
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昨年9月にローマへ移籍したムヒタリアンは、セリエAが新型コロナウイルスの感染拡大により中断するまで、13試合に出場、8試合先発し6得点をマーク。チームを5位に押し上げる原動力となっていた。

26日、ムヒタリアンは「アーセナルにいたとき、監督から違うことを求められていた。今と違うプレーを期待されていた」と、英紙『タイムズ』に語った。

アーセナル時代と比較して、ウナイ・エメリ前アーセナル監督よりローマのパウロ・フォンセカ監督のサッカーの方が合っていると認めるムヒタリアン。「エメリの哲学はフォンセカとは違っていたが、ローマではより良いサッカーができている。それが自分とマッチしている。僕らは非常に攻撃的なプレーをしているし、ここでは常にボールを持とうとしているし、もちろん僕はこういうプレーが好きなんだ」

だが、ムヒタリアンのレンタル期間は今年の6月まで。買取オプションは含まれておらず、今後どうなるかは現時点では不透明だ。さらに、シーズンの先行きが見えないため、移籍市場にも多大な影響を与えそうだ。

ムヒタリアンは今後について「シーズンが止まっているので、今のところ何も言えない。サッカーは変化が早い。ある日はここにいて、ある日はそこにいる。何が起こりうるのか、何が起こるのか、自分に何が起こるのか、決して分からない」と、明言はしなかった。

欧州で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響により、イタリアでは世界3位の8万人を超える感染者数となり、数多くの命が失われている。自宅待機を強いられるのはムヒタリアンも例外ではない。散歩やランニングなどの外出も控え、自宅で家族と映画を見たり、トレーニングをしたりしているようだ。

「家の中にいて、ルールを守って家にいることの方が大事だということをみんなに示すためにも、家の中にいた方がいいと思います」

また、26日には自身のツイッターに、「辛い時期を過ごす人々や医療スタッフに感謝。皆、健康に気をつけて過ごそう」とメッセージを投稿。

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中断の噂も囁かれるなど、厳しい環境に置かれるセリエA。この状況が改善し、再びムヒタリアンら選手たちの活躍を目にする日が待ち遠しいばかりだ。

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