バレンシアは9日、ジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督の入団会見を開いた。
解任されたホセ・ボルダラス監督の後任として、バレンシアと2年契約を結んだガットゥーゾ監督。就任が発表された日に会見に臨んだイタリア代表は、選手たちに何よりも求めることとして反逆心、反骨精神を挙げている。
「私が求めるのは意欲を持つ選手たち。心の中に炎を宿して、プレーに望む意思がある選手たちを欲している。バレンシアでプレーすることを、レアル・マドリー、バルセロナでプレーするように考えられる選手たちを求めているんだよ」
「そして私は失敗してきた選手たち、ほぼ負け犬のステータスを持つ選手たちと働きたいと思っている。バレンシアが彼らのことを本当に信じていると感じ、意欲を持ってほしい」
「私のバレンシアがどういったプレーを見せるのか? 出発点は4バックだ。そこから中盤と前線に2人ずつ必要なのか、それとも4-3-3を使うのかを決定していく。いずれにしても、私はボールを保持するフットボールを好んでいる」
財政難のバレンシアは選手売却の必要性に迫られているとされ、DFホセ・ルイス・ガジャ、MFカルロス・ソレールらを放出する可能性がささやかれている。しかしながらガットゥーゾ監督は、オーナーのピーター・リム氏からそうした話を聞かされていないようだ。
「選手売却の必要性について話はしなかった。そうした選手たちを義務的に売却する必要があるとは言われていない。嘘をつかれているという感覚もないがね」
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