MF久保建英が所属するマジョルカは23日、前日に監督解任となったルイス・ガルシア・プラサ氏の退団会見を開いた。
ラ・リーガ6連敗を喫して、降格圏18位まで順位を下げたタイミングで解任となったルイス・ガルシア氏。昨季クラブを1部復帰まで導いた同指揮官は、途中で涙があふれて言葉につまりながら、マジョルカに対する愛情、解任の無念さを語っている。
「今日という日があまりにも辛い。それが事実だ。仕事以上のものを失ったのだと感じているよ。設定した目標を達成してきたわけだし、自分にはまだ前に進む力があると思っていた」
「私が監督解任に納得する必要はない。それを受け入れなければいけないだけだ。しかし繰り返すが、自分はまだ前へと進んでいけたはずなんだよ。ロッカールーム内にどんなグループがいて、彼らがどれだけ意欲に満ちあふれていたのかを、私はしっかり分かっていた」
「昨日は本当に厳しい日だった。ニュースを通じて自分の身に起こっていることを把握し、17時半になってスポーツダイレクターから解任を通告された。解任されるのだと感じてはいたが、それまで時間が過ぎるのがとてつもなく長かった。本当に、長かったんだ」
L・ガルシア氏の後任監督を務めるのは、ハビエル・アギーレ氏と噂されている。
「ここには本当に素晴らしいグループがあるし、(後任監督は)そのことを実感するだろう。残留圏までは勝ち点1で、目標は十分に達成することができずはず。私はそう確信している」
「またいつの日かマジョルカが私を必要としてくれるならば、自分にはいつだって心構えがあるよ」
なお同日、マジョルカの練習場前には何十人ものサポーターが駆けつけて、ルイス・ガルシア氏に感謝の気持ちを伝えていた。
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