アトレティコ・マドリードは2021年夏、補強よりも売却の必要に迫られているようだ。サッカーメディア『Goal』が報じた。
2020-21シーズンのラ・リーガで7年ぶりの優勝を果たしたアトレティコ。翌2021-22シーズンに向けて連覇阻止を目論むライバルのレアル・マドリードやバルセロナは積極的な動きを見せているが、アトレティコはここまで新戦力を獲得できていない。
というのも、アトレティコは他のクラブと同様に新型コロナウイルスの打撃を財政面にも受けており、現状ではラ・リーガの定めるサラリーキャップを超過する見込みとのこと。したがって、今いる選手を整理しなければ補強に乗り出すことはできない状況のようだ。
伝えられるところでは、600万ユーロ(約8億円)の年俸をうけとっているビトーロは退団を望んでいるが、オファーは届いていないという。サウール・ニゲス、シメ・ヴルサリコにも移籍市場において注目が集まっているが、同じく具体的なオファーはないようだ。
その他、売却を検討する選手として挙げられた名前は、レナン・ロディ、マヌ・サンチェス、サンティアゴ・アリアス。とはいえ、安売りをしようとは考えておらず、移籍金が高騰するであろう移籍市場終盤までは機をうかがう構えでいるとのことだ。
一方で、まだ動くことはできないものの、補強候補としてはウディネーゼMFロドリゴ・デ・パウル、フルミネンセFWマルコス・パウロに関心を示していると見られている。
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