バルセロナのロナルド・クーマン監督が、今夏の移籍市場について言及した。
今夏指揮官交代を行い、移籍市場に臨んだバルセロナ。ミラレム・ピャニッチに加え、トリンコンやセルジーニョ・デストといった将来有望な若手選手を加えた一方で、ルイス・スアレスやイヴァン・ラキティッチ、アルトゥール、アルトゥーロ・ビダルといった選手を放出。また、クーマン監督が熱望したとされるメンフィス・デパイの獲得は実現できなかった。
クーマン監督は『BarcaTV』に対し「チームには満足している」としつつ、コロナ禍における財政的ダメージにより望んだ選手すべてを獲得できたわけではなかったと語っている。
「スカッドを改善しようと動いてきた。理想通りに補強できたポジションもあったが、そうではない部分もある。だがクラブの財政事情もあり、受け入れるしかなかった」
指揮官はまた、今季ラ・リーガ3試合で3ゴールを挙げるアンス・ファティに言及。17歳ながら見事な活躍見せるスペイン代表FWについて「これまでのところ、彼のパフォーマンスは最高だ」と絶賛した。
「17歳という年齢で、ハイレベルな舞台で3試合連続でプレーしている。非常に優秀で、素晴らしい才能を持っていることを意味しているね。もちろん学ぶべきところはたくさんあるが、彼は成長しようとし続ける熱意がある。毎日トレーニングに励んでいるね。我々は彼を助けるためにいるんだ」
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