ドイツ代表DFアントニオ・リュディガーは、チェルシー退団が決定的となったようだ。
2017年にローマから加入し、チャンピオンズリーグ制覇に貢献するなどチェルシーで欠かせない存在となっているリュディガー。しかし現行契約は今季限りとなっており、未だ契約延長はしておらず。その去就には大きな注目が集まっていた。
そしてウェストハム戦後(1-0)、トーマス・トゥヘル監督は会見で「彼は退団したいと伝えてきた。プライベートな会話の中でね」と明言。クラブとしては契約延長を望んでいたものの、オーナーであるロマン・アブラモヴィッチ氏の資産凍結などイギリス政府の制裁によって困難になったことを認めている。
「私やクラブはすべてを捧げてきたが、あの制裁によってこれ以上戦うことはできなかった。制裁がなければ、少なくとも最後まで戦い続けることはできたはずだ。だが、身動きはできない。個人的にはどうこう言うつもりはないよ。彼の決断だからね」
なお『GOAL』によると、クラブの所有権など将来に関する不透明さがリュディガーの決断の大きな要因になったと伝えている。またバルセロナやマンチェスター・ユナイテッドが関心を示す中で、争奪戦はレアル・マドリードがリードしているようだ。
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