負けが許されない一戦で中国に勝利。決勝点の大迫勇也は「最低限の結果は出せた」と強調 ｜ サッカー日本代表

アジア最終予選の初戦となるオマーン戦に敗れ、連敗が許されない状況で迎えた中国戦。日本は相手の守備的な戦いに苦戦したものの、前半に大迫勇也が決めた得点を守り切り、1-0で勝利を収めた。

試合後、チームを勝利に導いた大迫は、「最低限の結果は出せた」と強調。「最初の勝点3はいつも難しいですし、この勝点3をきっかけにして勝点を取り続けたい」と次戦を見据えた。

また、ゴールシーンについては「試合前から（伊東）純也とも話していましたし、その通りのボールがきた。いいボールだったと思います」とコメント。アシストを記録した伊東も「さこくん（大迫）に速いボールに入ってきてほしいと試合前に言っていてそれがうまくいった」と得点につながるクロスを振り返っている。

初戦の試合後には「負けるべくして負けた」と語っていたMF吉田麻也は、「勝点3は取りましたけど、物足りないところもたくさんあった」と反省を口にしつつ、「自分たちの良さを出すことを意識して気持ちの面の準備もよかった」とメンタル面の向上に言及した。

10月にはオーストラリアとサウジアラビアとの試合が待っている。最後に吉田は10月の戦いに向けた意気込みを明かした。

「10月シリーズは前半戦の鍵になると思っている。サウジとオーストラリアをしっかり叩いて、勝ち点6を取らないといけない。僕らはもう１敗もできない状況なので、残りの8試合全部勝利を目指してやっていくだけ。まだまだもっとパフォーマンスを上げていかないと苦しい試合が続くと思うので、必ず巻き返したいと思う」

苦しみながらも勝利を手にした日本。10月はどんな戦いを見せてくれるだろうか。

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