相手のストロングポイントとなる左サイド封じに自信をのぞかせる酒井宏樹「抑える方法は、大げさに言えば何十通りもある」 | サッカー日本代表

W杯出場のためにも負けられない一戦だ。

ここまで5勝2敗でグループ2位につける日本は2月1日、首位のサウジアラビアをホームに迎える。最終予選第7戦の中国戦でフル出場を果たした酒井は、「とにかく勝つことでしか評価されないと思うし、勝たないといけない試合」と強調。加えて、「代表は10年間プレーしているけど、常に勝たないといけない集団。勝ってもいろいろ言われる集団なので、とにかく勝ち続けないといけない。何がなんでも勝ち点3を取りたい」と語り、勝利の必要性を説いた。

対戦相手のサウジアラビアは「いいチームだし、アジアの中でもトップレベルのチーム」と分析しつつ、「彼らのストロングポイントの左サイドをどれだけ抑えられるかが大事だと思う」と自身がサイドバックを務める右サイドの攻防が鍵を握ると明かす。ただ、そこでのバトルに関しては、「抑える方法というのは何通りも、大げさに言えば何十通りもある。それを少しずつ試しながら、試合中に何が合うのか。考えながらやっていく必要があるかなと思います」と自信をのぞかせた。

また、攻撃面に関しては森保ジャパンの攻撃を牽引するFW伊東純也を活かしたカウンターも狙いどころ。「押し込まれる展開でもなるべく純也を後ろに戻したくない。攻撃に責任感を持ってほしいし、攻撃の時にパワーを余らせておきたい。純也に守備をさせず、右サイドを守っていきたい」と意気込みを口にした。

ここまで攻守にソリッドなプレーを見せている酒井は、再びハイパフォーマンスを披露することで首位撃破の一役を担えるか。