無所属期間が続いているMFジャック・ウィルシャーが、自身が忠誠を誓うのはアーセナルだと強調している。『スーパー6ポッドキャスト』で語った。
アーセナルの育成出身であり、トップチームでも10年間にわたって活躍したウィルシャー。しかし、負傷の影響もあり、そのポテンシャルがイングランド屈指の評価を受けながらも苦しいパフォーマンスとなることもあった。
ウィルシャーは2018年夏にアーセナルからウェスト・ハムに完全移籍したが、新天地でもシーズン序盤に負傷して長期離脱。2020年10月に契約解除が発表され、それから無所属が続いている。
自身の新天地については、以前にイギリス『スカイスポーツ』に対して「ラ・リーガ、イタリア、もしくはドイツは僕にとって良い変化になるだろう。たくさんのイングランド人選手がプレーしていない場所だ」と語りつつ、「自分を重要な存在であると感じられるクラブでプレーしたい。ただ、試合に出場したい」ともこぼしていた。
そして今回、未だプレーするクラブが定まらないウィルシャーだが、あるクラブを除外している。
「僕は(トッテナム指揮官の)モウリーニョのことは大好きだし、最高の監督だと思う。でも僕にはできない。アーセナルは僕を追い出したわけではないし、悪い感情もない。契約を申し出てくれたけど、僕は他のことを試みたかったんだ。僕は“アーセナル・マン”だよ」
アーセナルと同じノース・ロンドンに本拠地を構えるライバル、トッテナム行きは選択肢にないという意向を示したウィルシャー。将来が不透明な状況が続くが、自身を育ててくれたクラブへの愛情は明確なようだ。
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