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AFCアジア最終予選

【コラム】待ちに待った最終予選の舞台で谷口彰悟が感じた「できた」と「もっと」 | 日本代表

【コラム】待ちに待った最終予選の舞台で谷口彰悟が感じた「できた」と「もっと」 | 日本代表DAZN
【日本代表コラム】中国戦がワールドカップ最終予選初出場となった谷口彰悟。そこの舞台で国内屈指のCBは何を感じ、受け取ったのか。あの独特の緊張感を肌で受け止め、「もっと代表に絡めるようなプレイヤーになりたい」と意気込む谷口の見据える先とは。
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準備に準備に重ねつかんだ最終予選初出場

決してチャンスが多くないことは理解している。だからこそ、目の前に転がってきたチャンスを逃すわけにはいかなかった。

カタールW杯アジア最終予選の中国代表戦。主将の吉田麻也や最終ラインの中心だった冨安健洋の負傷により、CBに誰が起用されるかはこの試合の一つの焦点だった。

大きな注目を集めた中、抜擢されたのは、これまでCB3番手の位置にいた板倉滉と昨年から少しずつ代表でのキャップを重ねていた谷口彰悟。特にピッチに立った11人のうち、唯一欧州でのプレー経験のない谷口にとっては、今までのキャリアの中で最もプレッシャーのかかる公式戦の舞台に挑むことになった。

ただ、1月に行われた国内合宿に臨む前から谷口は、すでに次なるチャンスへと意識を向けていた。いつ、いかなる時でも、自分に出番が回ってくれば100%のパフォーマンスを残す。熱い闘志を胸に秘めていた。

「最終予選のプレッシャーが尋常ではないなというのはベンチに入っていても感じています。ということは、ピッチに立っている選手はもっと感じていると思うんです。そういう舞台で戦いたいですし、そういうものを感じながら戦いたい気持ちがある。そこに立つためにはチームの競争に勝っていかなければ叶わないわけで、1日1日が勝負になってくると思っています。意識を高く持ちながら、いつ自分にチャンスが回ってきてもいいように準備し続けることが全て。チャンスが回ってきた時に100%の力を出したいですし、それがまたいい競争を生んで、代表が強くなっていくと思っています」

2022-01-27 Taniguchi shogo Japan

最終予選の味を知ってしまったからこそ、湧き出る向上心

中国戦、CBに入った谷口は、Jリーグで普段から見せているプレーを披露した。最終予選というプレッシャーのかかる舞台であっても普段通りプレーをする。日々、川崎フロンターレでプレーし続けることによって得た自信を胸に、鋭い縦パス、パススピードを意識した横パス、一個飛ばしのチャレンジパスを繰り出していく。

まだまだ周りとのコミュニケーションを含めて、パスを出せないタイミングはあったかもしれない。それでもいつもJリーグのピッチで見せているプレーを代表の舞台で出せたことは手応えにつながったことだろう。

「相手を見ながらどこにパスを出すのが効果的なのかを考えながら、今日のゲームもできたと思う。もちろん緊張もしましたけど、比較的落ち着いてゲームに入れた。その上でもっと周りと合わせられると思っているし、間が空いているのは見えているけど、出していいのか、出すのを躊躇うシーンが結構あった。そこらへんでもっとコミュニケーションをとっていけば、もっと良くなっていくと思っている」

欧州でのプレー経験や代表での国際経験は少ないかもしれない。それでも川崎フロンターレで培ってきた経験をしっかりとピッチに反映することができる。相手はどうあれ、まずはこの舞台でそれを証明できたことは次への糧となる。

「最終予選は自分もすごく出たかったですし、そのチャンスがやってきて、本当にチームとして結果を残さないと次はないと思っていた。そういう覚悟を持って臨みました。国際経験は浅いですけど、国内のリーグ、ACLを含めていろいろな試合を経験してきているのは事実。今日の中国戦はACLに似た感覚がありましたし、そういった自分の感覚を生かしながらやれることができたかなと思っている。まだまだ成長していきたいし、もっと代表に絡めるようなプレイヤーになりたい。向上心を持って頑張っていきたいと思います」

結果を残したことで次のサウジアラビア戦でも出場の可能性は高くなったと言っていい。チームの中心である吉田と冨安の牙城を崩していく上でも、サウジアラビア戦は大きなポイントになる。今回の試合以上に重要な試合でどれだけのパフォーマンスを残せるか楽しみにしたい。

文・ 林遼平

埼玉県出身の1987年生まれ。東日本大震災を機に「あとで後悔するならやりたいことはやっておこう」と憧れだったロンドンへ語学留学。2012年のロンドン五輪を現地で観戦したことで、よりスポーツの奥深さにハマることになった。帰国後、フリーランスに転身。サッカー専門新聞「エルゴラッソ」の番記者を経て、現在は様々な媒体で現場の今を伝えている。

W杯アジア最終予選|試合日程・配信/放送予定

W杯アジア最終予選では、日本代表のホームは地上波(テレビ朝日)とDAZNが同時に中継・配信を行うが、アウェイではDAZNが独占配信する。

 開催日試合配信・放送予定
MD72022年1月27日(木)日本 vs 中国DAZN  テレビ朝日
MD82022年2月1日(火)日本 vs サウジアラビアDAZN  テレビ朝日
MD92022年3月24日(木)オーストラリア vs 日本 DAZN
MD102022年3月29日(火)日本 vs ベトナムDAZN  テレビ朝日

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