レアル・マドリードは5日のラ・リーガ第28節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・ソシエダ戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、ソシエダへの警戒感を表しつつ、自チームの調子に手応えを得ていることも強調した。
「自分のチームからは良い感覚を得ている。団結しているし、意欲も感じられるね。私たちにはシーズン最後の直線に突入する心構えがある。ラ・レアルはとても良いプレーを見せるが、私は自分のチームに自信を持っているよ」
レアルはMFトニ・クロースが負傷、MFフェデ・バルベルデが風邪で戦線を離脱。両選手はこのソシエダ戦のほか、パリ・サンジェルマン(PCG)戦も欠場する可能性が報じられているが、アンチェロッティ監督はミッドウィークの試合には間に合うとの見解を示した。
「クロースが抱えた問題は小さいもので、PSG戦に間に合うと思う。バルベルデは間違いなくPSG戦に出場できるよ。彼らはつい最近まで練習に取り組んでいたし、問題はないはずだ」
「自分のチーム管理に問題があるかどうか? 完璧ではないだろうが、言われているほど悪くないとも思う。誠実に言わせてもらうが、医療スタッフ、理学療法士、フィジカルコーチと一緒に行ってきた仕事には満足しているよ。私たちは良い形でシーズン終盤にたどりつくことができた。ブラジル人選手たちのコンディションが悪く、カリム(・ベンゼマ)が負傷していたコパで敗退したことには満足していない。が、ラ・リーガでの調子は良いし、チャンピオンズでもビハインドはほんのわずかなんだ」
最近、ラ・リーガの競争力が落ちていることが指摘されているが、この件についてアンチェロッティ監督はどう考えているのだろうか?
「確かに、今はラ・リーガで優勝するために、そこまで多くの勝ち点を必要としない。それはビッグチームがレベルを落としたか、下のチームのレベルを上げたからそうなったわけだが、私はより均衡したリーグができ上がったと見ている。ここにはディテールをしっかりと扱う監督たちが率いる、素晴らしいチームがいくつもあるんだ。つまりラ・リーガ・エスパニョーラは、より良くなったと言えるんだよ」
その一方で、2020年2月26日のマンチェスター・シティ戦からベルナベウでプレーしていないMFガレス・ベイルが、この試合で2年ぶりにピッチに立つ可能性があるのかを問われると、こう返した。
「そのデータには驚いたね。ベイルがこの前のビジャレアル戦で出場したのはベンゼマがいなかったからで、今ベンゼマは出場可能となっている。PSG戦を考えたスタメンを組むことはないよ。明日の試合も、私たちにとっては決勝戦なんだ」
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