今回は1993-94シーズンに活躍した二人のストライカーが紹介されている。19日に配信されたのは、アンディ・コールとロビー・ファウラーの二人のストライカーが活躍するロングハイライトだ。
DAZN特集「CLASSIC MATCHES（クラシックマッチズ）」
アンディー・コールのハットトリック
1993-94シーズン ニューカッスル 3-0 リヴァプール【得点者】コール ５' 16’ 30’ (ニューカッスル）
1993-94シーズン、リーグ戦40試合34得点を叩き込んだアンディー・コール。この時まだ22歳だった若者は、当時のプレミアリーグにセンセーションを巻き起こした。70年ぶりにニューカッスルの年間最多得点記録を更新すると、アラン・シアラーを差し置きその年のリーグ得点王に輝いた。
元々はアーセナルの育成組織の出身だが、ガナーズで出場した試合は僅か1試合。その後、フラム、ブリストル・シティを経て93年にニューカッスルに辿り着く。当時のクラブ史上最高額で移籍したコールは、初年度に12試合で12得点を上げ、マグパイズのプレミアリーグ昇格に大きく貢献した。
その後1994-95シーズンにはマンチェスター・ユナイテッドに旅立つことになるが、コールのキャリアを通じて最も好調だったのこの1993-94シーズンで、コールはハットトリックを2度達成。そのうち一つが、このリヴァプール戦だ。前半僅か30分のうちに名手ブルース・グロベラーが守るゴールをこじ開け、ハットトリックを達成している。
愛された悪童ロビー・ファウラー
1993-94シーズントッテナム 3-3 リヴァプール【得点者】サムウェイズ 33’、ハザード 69’(Pen)、キャスキー 77’（トッテナム）ファウラー49’ 54’(Pen)、レドナップ 52’（リヴァプール）
今なお、クラブ歴代６位、そしてプレミアリーグ歴代7位の得点記録を保持しているロビー・ファウラー。後にリヴァプールを代表するストライカーに成長することになる、ファウラーがデビューを果たしたのがこの1993-94シーズンだった。
デビュー初年度からファウラーは12得点と成果を残し、チームでも存在感を発揮する。このシーズン、ファウラーは、9月のリーグカップでフラム相手に5得点を叩き込む。さらにデビューからリーグ戦5試合目で、サウサンプトン相手にハットトリックを達成。さらにオールダム相手に金星をあげられそうになるも、土壇場でチームを救っている。
1993年の12月18日に行われたこの試合では、トッテナムが1-0で前半をリードするも、後半にファウラーが2得点、さらにジェイミー・レドナップが追加点を奪い1－3とする。だが、トッテナムもハザード、キャスキーがネットを揺らし、スリリングな試合を終えている。
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