チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督が、チームの現状について語った。サッカーメディア『Goal』が伝えている。
新型コロナウイルスの再流行により混乱に包まれているイギリス。イングランドのプレミアリーグもその脅威に襲われており、選手らの感染などにより複数の試合が延期となっている。
チェルシーでは、7選手が新型コロナの陽性反応。ティモ・ヴェルナーやロメル・ルカクといったタレントを欠く厳しい状況だ。
トゥヘル監督は、チームの現状を説明した。下部組織の選手たちを織り交ぜてのチーム運用を強いられている。
「彼ら（下部組織の選手たち）は今日と昨日、我々と一緒にトレーニングを行った。2回トレーニングに来てもらう必要があった。彼らが来たとき、ルイス・ベイカーが新型コロナの陽性反応を示したことが分かってさらに選手が抜けた。アカデミーから選手を連れてくるのは、リスクを伴うことだった」
さらに、今後の状況悪化も警戒しているようだ。
「この問題はさらに大きくなるだろうし、他の選手がいないからといって選手たちを苦しませるわけにはいかない。我々は選手と彼らの健康を守らなければならないし、そのためにアカデミーの選手を連れてきた」
過密日程が続く中で苦しい台所事情となっているチェルシー。トゥヘル監督は新型コロナに感染した選手たちの体調は「大丈夫だ」と語りつつも、「あと3試合は休む」ことになると明かした。
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