元イタリア代表DFファビオ・カンナヴァーロ氏が、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと、同じく同国のレジェンドである元アルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナ氏について語った。
歴代最多6度のバロンドールを受賞するなど、ここ15年のサッカー界をポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド（ユヴェントス）と共に牽引してきたメッシ。C・ロナウドとの現代サッカー界“最高議論”は絶えないが、かねてから同胞のマラドーナ氏とも比較されてきた。
カンナヴァーロ氏にとって、メッシは現役時代に対戦した相手。一方のマラドーナ氏については自身がユースを過ごしたナポリのレジェンドであり、幼少期にその姿を見てきたレジェンドだ。
そのカンナヴァーロ氏は、『スカイスポーツ』で二人について問われると、「私はメッシのことをとてもリスペクトしているよ」と語りつつ、史上最高の選手はマラドーナ氏であると主張した。
「現代でメッシはベストの中の1人だ。しかし、マラドーナは別物なんだ。彼のフットボールは異なるものだった。何度蹴られても、常にボールをコントロールし、頑丈だった」
「メッシはトップのプレーヤーだ。だがマラドーナは別世界なんだよ。他の選手と比較することはできない。ペレについては見たことないけど、マラドーナは何度も見た。7年間、すべての試合を見た。彼はベストの中の1人ではない。彼こそがベストなんだ」
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