レアル・マドリードDFセルヒオ・ラモスは、バルセロナ戦の勝利を喜びつつも、今後の試合が大切だと訴えている。
24日に行われたラ・リーガ第7節で、バルセロナとの“クラシコ”に臨んだレアル・マドリード。開始5分にフェデ・バルベルデが先制点を奪ったが、その3分後に失点し、追いつかれる展開に。それでも63分、S・ラモスがVARレビューの結果獲得したPKを自ら沈めると、90分にはルカ・モドリッチにもゴールが生まれ、3-1で勝利を飾った。
敵地カンプ・ノウで宿敵を下したレアル・マドリード。この試合で決勝点を挙げるなど、マン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍を見せたS・ラモスは『モビスタール・プルス』に対し、公式戦の連敗脱出と勝利に歓喜しつつも、すでに先を見据えている。
「クラシコは唯一無二のチャンスだ。こうしたタイプの試合は、フィジカルの状態に依存しない。いつも格別のモチベーションがあるんだよ。僕たちは最悪の1週間から団結する必要があったし、悲しんでいる暇などなかった。長いシーズンの中では低調な時期もあるが、1週間で終わることを願っているよ」
「この勝利は精神的な後押しとなる。僕たちは批判を押しのけることに成功したんだ。満足しているが、でもシーズンは続いていく。永遠のライバルのホームで勝つことは、いつだって最高だ」
「僕は16シーズンここにいるが、レアル・マドリーの危機的状況は1週間の内の2試合で生まれる。僕たちの目標を変える必要はないということだ。勝ち点3ずつ獲得していって、チャンピオンズでも良い成績を収めたい。永遠のライバルのホームで勝ったわけだから、この勝利は栄光の味がする。でも、胸を張っても意味はないんだ。毅然とした態度で前に進まないと」
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