レアル・マドリードは12日にラ・リーガ第24節、敵地ラ・セラミカでのビジャレアル戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、出場停止明けのFWヴィニシウス・ジュニオールが、この試合で以前のような輝きを取り戻すことを期待しているようだ。
前節グラナダ戦ではカリム・ベンゼマを負傷、ヴィニシウスを出場停止で欠きながら、マルコ・アセンシオの左足での一撃が炸裂して何とか勝ち星を手にしたレアル。ベンゼマはまだ負傷から復帰していないものの、ヴィニシウスは今回のビジャレアル戦から出場が可能となる。
過密日程だった1月、ヴィニシウスはプレーの精彩を欠くようになり存在感を失っていったが、アンチェロッティ監督は休み明けとなる今回の試合で輝きを取り戻すことに期待を寄せた。
「彼には1日多く休みを与えたんだが、それがとても良かったようだ。1月は彼にとって激しいものだったからね。練習を見る限り、良い感じだと思っているし、モチベーションも高い。少し前のヴィニシウスが見られるのではないかな」
ブラジル遠征から戻ってきたばかりのヴィニシウスら同国代表選手たちを先発させ、敗退を喫したコパ・デル・レイをきっかけに、アンチェロッティ監督のローテーションを採用しない姿勢には批判的な意見が噴出し始めているが、指揮官本人はそのことにういてどう考えているのだろうか。
「ローテーションについては話すために話すようなものだろう。ここの大多数の選手たちは出場時間を手にしてきた。カルバハル、ルーカス(・バスケス)、ナチョに加えてマルセロもピッチに立った。カマヴィンガやバルベルデも出場しているし……、もし私がローテーションを採用しないとしたら、チームが疲弊しているとは考えていないということだ」
アンチェロッティ監督がほとんど起用していない選手にはMFガレス・ベイルが挙げられる。
「彼との個人的な関係は良好だ。人々は、私がなぜベイルを起用しないのかと聞いてくるが、彼は最後に苦しんだ負傷によってインテンシティーを失っていた。今は準備ができているよ」
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