今回の女子アジア杯は2023 FIFA女子ワールドカップの予選を兼ねており、開催地枠で出場できるオーストラリアを除いたチームのうち上位5チームが本大会の出場権を獲得することができる。また、それに次ぐ2チームが大陸間プレーオフに進出するなど、W杯出場に向けても大きな意味を持つ大会となる。
3連覇を狙うなでしこジャパンにおいて新戦力として注目されているのが成宮だ。2011年のAFCU-16女子アジア選手権では大会最優秀選手に選ばれるなど、アンダーカテゴリーから注目されていた成宮は、JFAアカデミー福島卒業後、なでしこリーグでプレー。しかし、「自分の中でもう少し早くA代表に入って、今の段階でも定着しているというイメージをずっと描いていた」と言うが、なかなか日本代表に選出されなかった。
ただ、昨年の11月についにメンバー入り。今回の女子アジア杯にも選出され、代表への思いはさらに高まっている。
「素直に嬉しかったけど、やっとスタートラインに立てただけ。危機感というか、入ったからこそもっとという欲が出てきた。何がなんでもやってやるという気持ちでいます」
来年の女子W杯出場のためにも、そして連覇のためにも、負けられない今回の女子アジア杯。成宮は目前に迫った大会への意気込みを明かした。
「小さい頃にプロサッカー選手になりたいと言っていた私たちがプロサッカー選手という職業になれたのも、今までやってきた選手のおかげだと思う。私たちがそれを繋げられるようにという思いで、優勝に向かっていきたいと思います」
WEリーグで首位のINAC神戸レオネッサを牽引する成宮は、女子アジア杯でどんな活躍を披露するのだろうか。
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