ミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチ（38）は、痛恨の逆転負けを喫した9日のセリエA第23節インテル戦について言及。イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、試合を振り返った。
ミランは9日、セリエA第23節でインテルとのミラノダービーを迎えた。試合を優勢に進めたミランは、イブラヒモヴィッチの1アシスト1ゴールの活躍で前半を2点リードで折り返すことに成功する。だが、後半に入って51分にクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチのゴールで1点を返されると、そこから3失点を浴びて2-4の逆転負けを喫した。
この試合でミラノダービーにおける史上最年長得点者となる38歳129日でのゴール奪ったイブラヒモヴィッチだが、チームの痛恨の敗戦に悔しさをにじませた。
「今日のダービーを説明するのは難しいね。前半はほぼ完璧だったが、後半はその正反対になった。60分まで注意していこうと話をしていたのだが、2失点を喫してすべてがかみ合わなくなった。今週の練習でやってきた通りにこなしていたのだが、失点して自信を失い、プレスをかけるのをやめてしまった。さらに2-2になりすべてが崩壊した」
続けてイブラヒモヴィッチは「こういった試合では経験が必要とされる。特にインテルのようなチームを相手に2点をリードしたら、上手くコントロールしなければならない。前半のインテルは、2位に相応しいチームに見えなかった。ただ、後半は2位に相応しい実力を示していたと思う」と語り、自分たちの試合運びのルーズさを説くと共にインテルの強さを認めている。
最後に「木曜日（13日）には次の試合が待っている。これからしっかり回復していきたい」と述べたイブラヒモヴィッチ。
なお、このミラノダービーの模様は現在、DAZN（ダゾーン）で見逃し視聴可能だ。
また、ミランにとっての「次の試合」は13日（現地時間）、コッパ・イタリア準決勝第１戦でユヴェントスと対戦。この試合はDAZN（ダゾーン）で日本時間14日4時45分からライブ配信される。
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