マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、リオネル・メッシについて語った。サッカーメディア『Goal』が伝えている。
バルセロナは現地時間5日、契約延長交渉を続けていたメッシが退団する運びとなったことを発表。両者ともに合意の意志を示していたとされるが、ラ・リーガが定めるサラリーキャップを超過しており、選手登録ができない状態であることが理由と伝えられた。
当然ながら、無所属となっているメッシの動向には注目が集まる。既にパリ・サンジェルマン(PSG)が接触しているとも報じられているが、かつてバルセロナでメッシを指導したグアルディオラ監督が采配を振るうマンチェスター・Cの動きも関心事だ。
とはいえ、メッシ獲得の可能性を問われたグアルディオラ監督は明確に否定した。
「我々は4000万ポンドをジャック・グリーリッシュに使った。1億ポンドを支払って、6000万ポンドは選手の売却から得られる。レオがバルセロナでプレーを続けると確信していたし、グリーリッシュを信じていたから彼はここで10番を背負うことになる。だから、現段階で彼(メッシ)は我々の考えにない」
さらに、監督である前に1人のバルセロナサポーターとして、メッシ退団について残念な気持ちがあることを明かしている。
「良い終わりのように見えたが、私を含めた全員にとってのサプライズだった。会長は本日その理由を明らかにした。選手とも会長とも話をしていないから理由はわからないが、サポーターの1人として彼にはバルセロナで終えてほしかった。ファンとして、バルセロナにタイトルをもたらし、私を個人的にも助けてくれた人生の中で出会った最も素晴らしい選手への感謝がある」
また、メッシがバルセロナで成し遂げてきた数々の成功を称賛し、今後に向けてエールを送った。
「彼が日々やって来たことは唯一無二のことだ。私が言えることはバルセロナを次のレベルに押し上げ、10年間にわたりバルセロナを世界の頂点に導いてくれたことへのとても大きな感謝だけで、彼のあと数年のキャリアの成功を願っている。彼が忘れられることはない。いつの日か史上最高の選手だったと言える時が来るだろう」
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