バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、ウスマン・デンベレへの批判をやめるように呼びかけた。
バルセロナからの契約延長オファーを断り、1月の退団が予想されていたデンベレ。しかし、移籍市場終盤に受け取った他クラブからのオファーも拒否し、契約満了となる6月まで残留することが決まっている。
その決断にはジョアン・ラポルタ会長も不満を漏らし、サポーターからも批判の声が上がっていた。しかし、チャビ監督は6日に行われたラ・リーガ第23節のアトレティコ・マドリード戦(4-2)でデンベレを招集。試合前の会見では、「会長とも話し合った上で復帰させることを決めた」と明かしていた。
結局試合では出番がなく、90分間ベンチで過ごしたデンベレ。ファンからはブーイングも起きていたが、チャビは試合後の会見でも擁護。批判をやめるように呼びかけた。
「彼らにはウスマンをサポートしてもらいたい。ブーイングはやめてほしい」
「彼を起用する考えはあったよ。でも、レッドカードや試合展開を考えて別の決断をしただけだ」
なお、アトレティコとの直接対決を制したバルセロナは、リーグ戦では7試合負けなしに(4勝3分け)。勝ち点を38まで伸ばし、アトレティコをかわして4位に浮上した。
関連記事
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。