マンチェスター・シティが2021年夏にバルセロナFWリオネル・メッシを獲得する可能性はあるのだろうか。クラブ幹部がイギリス『マンチェスター・イブニングニュース』に向けて注目のコメントを発した。
2020年夏にクラブに対して退団希望を表明したことが伝えられたメッシ。結局は残留することとなったが、一部では来夏に再度退団に乗り出すとも伝えられており、その動向は引き続き注視される。
そして、メッシが移籍する場合の新天地として有力と見られているのがマンチェスター・Cだ。同クラブでは、メッシのキャリアに大きな影響を与えた恩師ジョゼップ・グアルディオラ監督が采配を振るっており、今年夏にも動きを見せていたことが伝えられた。
そんななか、マンチェスター・Cのオペレーティング部門のトップを務めるオマル・ベーラダ氏は「彼は即座に世界中のピッチ内外で計り知れないインパクトを残すことのできる選手だ。最高の選手である彼と契約できるチャンスを世界中のクラブが探っていると思う」との見解を示し、以下のように続けた。
「彼がシティでプレーしたがっていると言われていたことは、チームがここ数年にわたりどれだけのことをやってきたかを示している。もちろん、どうなるかなんて予想できない。ここ数週間にバルセロナで起きたことを振り返れば、来夏のことを予想するなんてほとんど不可能だ。メッシは世紀のタレントであり、世界最高の選手だ。通常の投資とは例外的なものになるだろうが、今あるチャンスを検討することになる」
なお、バルセロナとの契約により2020-21シーズン終了後にフリーで移籍することが可能と報じられるメッシだが、その年俸も世界トップクラス。ベーラダ氏はマンチェスター・Cに経済的なタフさがあることを強調している。
「我々には経済的な強靭さがあり、必要な時に投資できるシステムがある。これにより、我々はためらうことなく適切な決断ができる。ただし、今はセルヒオ(アグエロ)とガブリエウ(ジェズス)の世界最高のストライカーの2人がいるから焦る必要はない。来シーズンかその次のシーズンに、適切な価格に対して投資する準備ができれば、誰かしらを連れてくる決断を下す」
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