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【注目選手】スペイン生まれの超攻撃的サイドバック、アンヘリーニョ | ライプツィヒ | ブンデスリーガ

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【注目選手】スペイン生まれの超攻撃的サイドバック、アンヘリーニョ | ライプツィヒ | ブンデスリーガ(C)Getty Images
【欧州・海外サッカー注目選手】マンチェスター・シティでジョゼップ・グアルディオラ、ライプツィヒでユリアン・ナーゲルスマンと、2人の智将に鍛えられてきたアンヘリーニョ。ライプツィヒへ移籍し、スペイン生まれの超攻撃的SBの経歴やプレースタイルを紹介する。

スペイン・ガリシア州生まれのアンヘリーニョは、10歳の時に出身地からほど近いデポルティボ下部組織でサッカー選手としての歩みを始める。すると2013年、その才能に目を付けたマンチェスター・シティがおよそ450万ユーロと見られる移籍金で引き抜いた。

シティのユースチームで経験を積んでいたアンヘリーニョは、2015年にシティ・フットボール・グループ系列であるニューヨーク・シティへの期限付き移籍を経験。翌年復帰すると、FAカップでシティのトップチームデビューを果たした。しかし定着することはできず、ジローナやマジョルカ、NACブレダなどクラブを転々とすることに。そして2018年夏、550万ユーロの移籍金でオランダの名門PSVへと放出された。

PSVではすぐさまレギュラーとして定着。リーグ戦34試合で10アシストを記録するなど、ついにその才能を開花させた。すると、シティは1年での買戻しを決断。1200万ユーロを支払い復帰させることになる。しかし、古巣へ戻った23歳の左サイドバックだったが、イングランド屈指の強豪ではまたしても定位置を確保できず。結局半年間で再び新天地を求め、2020年1月にライプツィヒへとレンタルで加入する。

すると、若手選手を中心に据え、旋風を巻き起こすドイツの新興クラブで左サイドのポジションを奪取。移籍後ほぼ全試合に出場するなど、青年監督ユリアン・ナーゲルスマンからの信頼をつかんだ。3バックシステムのウイングバックも務めるなどプレーの幅を広げた印象だ。

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プレースタイル

スピードを活かしてサイドを何度も駆け上がり、高精度のクロスでアクセントを加える攻撃的サイドバック。もともとセットプレーのキッカーを務めるなどキック精度や技術に定評があったが、ジョゼップ・グアルディオラ、ナーゲルスマンと2人の知将の指導を受け、ポジショニングやオーバーラップのタイミングが劇的に向上した。

守備時のポジショニングや一対一の対応など改善点はあるものの、まだ23歳と伸びしろは十分。スペイン代表としても今後が期待されている。

プロフィール・経歴

アンヘリーニョ/Angeliño
1997年1月4日生まれ 170cm 利き足:左

シーズン所属クラブ出場・得点
2015ニューヨーク・シティ14試合・0得点
2016-17マジョルカ17試合・0得点
2017-18NACブレダ34試合・3得点
2018-19PSV34試合・1得点
2019-20マンチェスター・シティ6試合・0得点
 ライプツィヒ13試合・1得点
2020-21ライプツィヒ18試合・4得点

※成績は国内リーグ(2021年2月4日現在)

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