バルセロナとFWウスマン・デンベレとの契約延長交渉は破談に近づいている模様だ。スペイン『ムンド・デポルティボ』や『スポルト』が報じている。
バルセロナはデンベレとの今季限りで切れる契約を延長すべく交渉に取り組んできたが、合意よりも破談に近づいている様子。バルセロナ首脳陣とデンベレの代理人ムサ・シソコ氏は29日に再び交渉の席を設け、クラブ側は今回で話をまとめる考えもあったようだが、ムサ・シソコ氏の要求はオファー内容からあまりにかけ離れたものだったという。
バルセロナはデンベレ本人が残留を希望しているとのことで、選手の意思を信じて今後も継続して交渉を行う方針とされる。しかし現状、交渉の合意には悲観的な見解を示しているとのことだ。
なおスペインのラジオ局『オンダ・セロ』の記者で、バルセロナのご意見番としても有名なアルフレド・マルティネス氏は、今回のデンベレ側の交渉姿勢に対して、次のように苦言を呈している。
「バルセロナはデンベレの移籍獲得費用として1億500万ユーロ+インセンティブ2000万ユーロをかけた。デンベレはこの4年間、固定給とインセンティブで1700万ユーロ近くを受け取ってきたが、その期間の半分以上を負傷しながら過ごした。(交渉で)もっと要求しなければならないとしたら、それは彼が有する権利だ。だが、すまない。彼には値しない」
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