アトレティコ・デ・マドリードに所属するポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが現地時間10日、ロンドンに到着したとスペイン及びイギリスメディアが報じた。同地に拠を構えるチェルシーへのレンタル移籍が秒読み段階に入った模様だ。
J・フェリックスはアトレティコで、ディエゴ・シメオネ監督の下では出場機会が安定しないことを受けてこの冬での移籍を決断したとされる。その移籍先にはマンチェスター・ユナイテッド、アーセナルが上がっていたが、最終的にチェルシーが獲得を決めたようだ。なお移籍の形式は今季終了までのレンタルで、買い取りオプションはついていないという。
J・フェリックスは10日にロンドンに到着し、チェルシー加入の最終調整を行なっている模様。レンタル移籍は同日中にもアナウンスされる見込みとなっている。
なおスペイン『マルカ』によれば、J・フェリックスはアトレティコと結ぶ2026年までの契約を1年延長することで合意した様子。アトレティコは2019年にベンフィカに支払ったJ・フェリックスの移籍金1億2700万ユーロの減価償却費を減らして、人件費に余裕をつくるために契約延長を希望していたとされる。いずれにしてもJ・フェリックスに関する今季大部分の減価償却費、また500〜600万ユーロの年俸は、チェルシーが負担することになるようだ。
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