アーセナルは3日、FWアレクサンドル・ラカゼットの退団を発表した。
2017年夏にリヨンから加入し、公式戦200試合以上に出場してきたラカゼット。今季途中からはキャプテンマークを巻き、激しいトップ4争いを演じた若きチームを支える活躍を見せていた。
しかし、現行契約は今季限りまで。契約交渉について様々な憶測が浮上していたものの、3日に満了に伴いフリーでの退団が決定している。本人は公式HPで、以下のように感謝の言葉を残した。
「このクラブで経験したすべての良い思い出を大切にしていきたい。子供の頃から憧れていたクラブでプレーできたのは、僕にとって本当に嬉しいことだったんだ。アーセナルでプレーできた5年間は幸せだったよ」
「練習場もスタジアムも家のように感じることができた。『俺の庭だ！』なんて言っていたよ。アーセナルに来たばかりのときは大きなプレッシャーもあったし、あまり喋らない子供のようだった。でも年々話せるようになって、英語も覚えて、クラブとの関係も強くなり、選手たちとの関係も強くなっていった。今の自分には満足しているよ」
「この5年間、スタジアムでファンと一緒にプレーできたのは素晴らしいことだった。僕のチャントを歌ってくれてありがとう。それについて話したことはなかったんだけど、本当に感動していたんだよ」
「チームメイト、コーチ、クラブとはこれからも連絡を取り続ける。子供の頃からアーセナルファンだし、当然これからも応援するよ。いつかスタジアムにも戻ってくると思う」
「こう言うようにね。『Once a Gunner, always a Gunner』」
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