レアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールは、同クラブでプレーしていることに大きな喜びを感じているようだ。
フラメンゴからレアル・マドリードに加わった2018年から昨季までは、驚異的なドリブル突破という武器を持ちながらも、決定力などプレーの判断の悪さで批判を受けてきたヴィニシウス。しかし今季は公式戦18試合で11得点5アシストを記録するなど数字も残すようになり、大ブレイクを果たした。
そんなブラジル人FWは人気ユーチューバーのDj Mariioとのインタビューに応じ、レアル・マドリードへの愛情を強調。スペインの首都クラブで確固とした成功を掴む意欲を示している。
「ここでプレーすることが、ずっと僕の夢だった。ブラジルのすべての子供たちが、ここでプレーすることを夢見ているんだよ。なぜなら、ここで多くのブラジル人選手たちがプレーして、成功をつかんできたからね。僕も彼らのように歴史をつくりたい。そのための努力をしているんだ」
11月28日のラ・リーガ第15節、サンティアゴ・ベルナベウでのセビージャ戦(2-1)では、終了間際に豪快なミドルシュートを決めてチームを劇的勝利に導いた。ヴィニシウスはレアル・マドリードファンの神殿でゴールを決めることに恍惚感を覚えているようだ。
「ベルナベウでゴールを決めるのは、たまらないよ。スタジアムはいつも満杯で、あそこでゴールを決めるのはあらゆる子供たちの夢なわけだ。ゴールを決める度に説明できない感情に満たされる。素晴らしいことを成し遂げるためにもっと多くのゴールを決めていきたいね」
また、ゴールを決める度にレアル・マドリードのエンブレムにキスをする理由を問われると、こう返答している。
「いつもそうしているのは、サポーターとクラブから愛されすぎているからだ。ここにいる皆が、僕のことを本当に愛してくれている。だから僕は、レアル・マドリードがいるべき場所にいられるようにできる限りのことをしていきたいんだ」
レアル・マドリードはここ9試合の成績が8勝1分けと好調。その秘密はどこにあるのだろうか。
「前線からプレスを仕掛けていることと、僕たちアタッカーの調子が良くて、試合に勝つために助け合えていることかな。それが鍵なんだと思う。こうしたプレーを続けていけるならば、今季のレアル・マドリードは誰よりも高い場所に到達できるはずだ」
またチーム内で仲の良い選手を問われ、次のように返答している。
「ピッチ上ではカリム(・ベンゼマ)だ。僕たちはいつも近くにいるし、いつだって互いのプレーを求めている。ピッチ外だったらブラジル人の同胞ミリトンとロドリゴだね。ロッカールームではマルセロとミリトンと笑い合っている。彼らは最高だよ」
なおレアル・マドリードは12月1日にラ・リーガ9節延期分、ベルナベウでのアスレティック・ビルバオ戦に臨む。ヴィニシウスは再びそのキレのあるドリブルと決定力を見せて、観客から愛情を受け取ることができるのだろうか。
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