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ボローニャ指揮官、冨安健洋のアーセナル移籍を惜しむ「最も信頼していた選手を…」 | プレミアリーグ

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ボローニャ指揮官、冨安健洋のアーセナル移籍を惜しむ「最も信頼していた選手を…」 | プレミアリーグ(C)Getty images
【欧州・海外サッカー ニュース】日本代表DF冨安健洋は2021年夏の移籍市場最終日にボローニャ(セリエA)からアーセナル(プレミアリーグ)に完全移籍した。

ボローニャを率いるシニシャ・ミハイロヴィッチ監督が、日本代表DF冨安健洋のアーセナル移籍について語っている。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。

2021年夏の移籍市場最終日にアーセナルに完全移籍した冨安。直近2シーズンにわたってボローニャでプレーし、複数の守備的なポジションで好パフォーマンスを発揮しており、移籍市場においても評価が高まる中で動向が注目されていた。

イングランドへ向かうこととなった冨安について、ミハイロヴィッチ監督は選手にとってはポジティブな移籍だったと口にしている。

「冨安の移籍に関しては見方次第だろう。選手の立場から見れば非常に良かったはず。2年前にボローニャにやって来た時は事実上無名の存在だったが、ヨーロッパサッカーを代表するビッグクラブから声がかかったのだからね」

一方で「私の視点から見れば、最も信頼していた守備のすべてのポジションをカバーしてくれる選手を、メルカート終了の数時間前に失ったんだ」とこぼし、惜しむ感情を吐露した。

「(移籍が決まったことが)最高であるはずがない。しかし、彼が短期間でアーセナルまでたどり着けたことは、ボローニャのスカウトチームだけでなく、私やスタッフの功績であることも事実だろう」

さらに、冨安のサクセスストーリーを見本にして成長していくべきだと、ボローニャの選手たちに呼びかけている。

「冨安の成長路線は、ここにいるすべての選手たちが見習うべきだ。あの精神力や学習意欲があったおかげで、2年間で大きくクオリティが飛躍した。彼と同時期からここにいる選手たちにも同じことができるはずだ。もし実現できればチーム全体にとって有益で、さらに強いチームになるだろう」

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