正智深谷高校を卒業後、3年間を過ごしたジェフユナイテッド千葉では2年目にレギュラーへと定着。3年目には23試合6ゴールの数字を残した。そのオフシーズンには地元・埼玉のビッグクラブである浦和レッズに引き抜かれた。しかし、浦和レッズでは大きな壁に直面。巨大な戦力を前にほとんど出場機会に恵まれず、たった1シーズンでチームを去ることとなった。
それでも2018年は新天地・レノファ山口で大ブレイク。霜田正浩監督の下、リーグ戦全試合に先発としてピッチに立ち得点ランキング2位となる22得点をマークし、ストライカーとしての能力を証明した。その活躍が目に留まり翌年には大分トリニータに移籍。もう1度J1への挑戦権を得ると、1トップやシャドーの位置でポジションをつかみ2ケタゴールを達成する活躍を見せ、日本代表に選ばれるまでに成長した。
その自信と実績を引き下げ、2020シーズンは横浜F・マリノスに加入。開幕スタメンは掴むも、その後は定位置を確保しきれず満足できない結果に終わった。だが、2021シーズンは一転してチームのエースとして躍動。20試合で12得点を奪う活躍を見せると、6月にはA代表デビューを果たした。この活躍が評価され、夏にフランス2部のトゥールーズへの移籍が決定。新天地でのパフォーマンスが注目されている。
プレースタイル
ナイジェリア人の父親を持つオナイウ阿道の魅力は高い身体能力。まるで空中に止まっているかのように思える滞空時間の長さと頭1つ抜き出ている高さから繰り出されるヘディングシュートは日本人離れしている。
ゴール前に飛び込んでいく迫力も満点で1度自ら攻撃の起点となり、そこからボックス内で勝負できるFWだ。難しい体勢からでもシュートを枠に収める高い技術を持つ。
動画:プレー&ゴール集
プロフィール・経歴
オナイウ阿道/Ado ONAIWU
1995年11月8日生まれ 180㎝・75kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2014 | ジェフユナイテッド千葉 | 6試合・1得点 |
2014 | J-22 | 2試合・0得点 |
2015 | ジェフユナイテッド千葉 | 33試合・3得点 |
2016 | ジェフユナイテッド千葉 | 23試合・6得点 |
2017 | 浦和レッズ | 1試合・0得点 |
2018 | レノファ山口 | 42試合・22得点 |
2019 | 大分トリニータ | 31試合・10得点 |
2020 | 横浜F・マリノス | 24試合・4得点 |
2021 | 横浜F・マリノス | 20試合・12得点 |
※成績は国内リーグ(2021年8月3日現在)
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