レアル・マドリードは12日のラ・リーガ第36節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのレバンテ戦で6-0の大勝を飾った。この試合で先発フル出場を果たして、同クラブ初のハットトリックを達成したFWヴィニシウス・ジュニオールは、その満足感を口にしている。
2018年にレアル・マドリードに加入し、今季本格的ブレイクを果たしたヴィニシウスが、同クラブで初のハットトリックを達成。45分にMFルカ・モドリッチとのワン・ツーから1点目を決めたブラジル代表FWは、68分にはFWカリム・ベンゼマのお膳立てから2点目も記録し、さらに83分にFWルカ・ヨヴィッチのスルーパスに反応して三度ネットを揺らした。その3点とも、昨季までは有していなかったゴール前での冷静さとシュート精度が光るゴール。この試合ではベンゼマの得点もアシストし、今季記録を21得点19アシストとしている。
試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたヴィニシウスは、次のような感想を述べている。
「最初のハットトリックだ。全員が僕のことを助けてくれた。アンチェロッティは、僕にもっとゴールを決める時間を与えてくれたんだ。とてもうれしいよ。パリでの決勝を前に、これ以上の準備はできないと思う」
カルロ・アンチェロッティ監督はベンゼマ、モドリッチらを次々と交代させていったが、ヴィニシウスは最後まで出場させ続けた。
「アンチェロッティは、僕にプレーし続けたいかどうかを聞いてきた。だから、ハットトリックをしたいって言ったんだよ」
ブラジル人FWはその一方で、この試合で今季公式戦ゴール数を44試合44得点としたベンゼマについても触れている。
「ベンゼマとの連係はとても調子良いんだ。どうか、引退するまでここにいてほしいね。カリムが、今季のバロンドールを受賞することを願っているよ」
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