ヘレフォード・ユナイテッドのユースで育ったボーウェン。2013-14シーズンに5部リーグながら、プロデビューを果たし、8試合に出場した。しかし、チームは2014年に経営難で解散となり、ハル・シティへと加入。最初の2シーズンこそ出場はなかったが、2016-17シーズンにトップチームデビューした。念願であったプレミアリーグで7試合に出場している。
さらに、2017-18シーズンはチャンピオンシップで42試合14ゴール、2018-19シーズンは46試合22ゴール、2019-20シーズンも29試合16ゴールと、3季連続で二桁ゴールを記録した。すると、2020年1月にウェストハムへとステップアップを果たしている。
5年契約を締結し、再びプレミアリーグの舞台へ。2020-21シーズンは右サイドのアタッカーとしてスタメンに定着。第3節のウルヴス戦では2得点を挙げ、マン・オブ・ザ・マッチにも選出された。
イングランド代表としてのプレー経験はなし。有望な若手選手がひしめくポジションだけに、割って入るのは難しいが、今後に期待だ。
プレースタイル
センターフォワードで起用されることもあったボーウェンだが、基本ポジションはウィング。カットインを得意としているため、右サイドでの起用がメインとなっている。
スピードもあり、カットインからテクニカルな左足でのシュートを得意としており、一瞬のスペースを見つけて左足を振り抜く。ウィングだが、ストライカーのような強引さとゴールへの嗅覚もあり、左足でのシュートには絶対の自信をを持つ。
また、FKやコーナーキックも任されるキック精度を備えており、ハル・シティやウェストハムではキッカーを担当している。
動画：プレー集
プロフィール・経歴
ジャロッド・ボーウェン／Jarrod Bowen
1996年10月20日生まれ 175cm・70kg 利き足：左
| シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
| 2013-14 | ヘレフォード・ユナイテッド | 8試合・1得点 |
| 2014-15 | ハル・シティ | 0試合・0得点 |
| 2015-16 | ハル・シティ | 0試合・0得点 |
| 2016-17 | ハル・シティ | 7試合・0得点 |
| 2017-18 | ハル・シティ | 42試合・14得点 |
| 2018-19 | ハル・シティ | 46試合・22得点 |
| 2019-20 | ハル・シティ | 29試合・16得点 |
| 2019-20 | ウェストハム | 13試合・1得点 |
※成績は国内リーグ（2020年7月30日時点）
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