元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏が、古巣バルセロナについて語っている。
ジョアン・ラポルタ会長の第一次政権で、ジョゼップ・グアルディオラ監督がチームを率いてFWリオネル・メッシが覚醒する前、最初の黄金期でエースの役割を務めたロナウジーニョ氏。スペイン『ラディオ・マルカ』とのインタビューに応じた同氏は、元チームメートのチャビ・エルナンデス監督がバルセロナを復活させたことについて、大きな喜びを表している。
「チャビのバルサはとても良い。彼とバルサのことを思うと、本当にうれしいね。このまま歩み続けて、もっと良くなってほしい」
「チャビは素晴らしい友人、偉大なチームメートだった。この(指導者の)道を歩んでいくと、当時から感じていたんだ。彼はピッチ内でも、監督目線でフットボールを見ていた。フットボールをよく知っていたし、知っている人間だ」
ロナウジーニョ氏はその一方で、18歳ながらバルセロナの中心選手になりつつあるMFペドリを称賛。「あれはすごい良いね。凄まじいクオリティーがある。あいつは歴史をつくるよ」とコメントした。加えて、ペドリもその技術を磨いたとされるストリートサッカーについても語り、現役時代の自身のプレーが「100%」ストリートで培ったものと話している。
「ストリートの要素は、自分のキャリアを通じて持ち続けてきたものだ。100%と言っていいだろうね。まあプロになれば、より戦術的になってしまうんだけど、それでも子供の頃のストリートサッカーを捨て去ったことは一度だってなかった」
笑顔を絶やさずサッカーをプレーする姿が印象的だったロナウジーニョ氏は、現役生活に思いを馳せている。
「ボールがあれば僕たちは楽しかった。それがプロサッカー選手の幸せなんだから。サッカーは美しいんだ。ロッカールーム、練習、笑顔、ジョーク……。とても楽しかったし、それがないことを寂しく思う。日々、寂しく思っているよ」
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