チェルシーは、ライプツィヒとドイツ代表FWティモ・ヴェルナーを巡る獲得交渉をすでに完了させているのかもしれない。
今季ブンデスリーガ30試合で25ゴールを奪うなど、評価を高めるヴェルナー。激しい争奪戦が繰り広げられる中、今月頭に複数メディアはチェルシーが5500万ユーロ(約68億円)の契約解除金を支払い獲得を決めたと一斉に報道。だがその一方で、ライプツィヒのディレクターを務めるオリヴァー・ミンツラフ氏は「私たちの間にはやり取りすらない。今のところ何も決まっていない」と交渉を否定していた。
様々な情報が錯綜する中、『The Athletic』のラファエル・ホーニシュタイン記者は、移籍発表が遅れているのは「単にメディカルチェックを行うための問題が生じたため」と伝えている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、ブンデスリーガの選手は規定によって国外へ移動することはできない。また、チェルシーのメディカルスタッフも帰国後に14日間の隔離が必要となるためドイツへ移動できず。これらの理由によりメディカルチェックを行えず、移籍完了が遅れていると同氏は指摘している。
そしてホーニシュタイン記者は、「チェルシーはドイツサッカー協会のドクターに依頼する可能性もあるが、6月27日のブンデスリーガ終了を待つか、イギリスの検疫規制が変わるまで待つ可能性が高い」と予想している。
移籍市場 関連記事
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。