ベトナム戦に続きオマーン戦に勝利し、日本代表は他会場でオーストラリアが中国に引き分けたこともあり、グループリーグ2位に浮上。大きな勝ち点3を手にした。
試合は、81分に伊東純也が得点を奪うまで動かず、もどかしい展開となった。試合後、吉田麻也は「中々点が入らずに焦れやすい試合で、アウェイということで雰囲気も難しかった。我慢して我慢して最後の一点とって勝ち点3を取れたのは非常に大きい」と振り返った。
「なかなか前半、インサイドハーフにボールが入らなくて、展開ができなかったり、サイドチェンジがいいテンポでできなかった。相手を走らせて後半仕留めたいなと思っていたのですが、相手も運動量が落ちずに最後まで頑張っていた。個の力で剥がして、後半チャンスを掴んでいこうという形をとって、最終的にサイドから打開できたので良かったなと思いますが、苦しい試合でした」
後半からは三笘薫が日本代表デビューを果たし、三笘は投入直後からドリブル突破を披露するなどインパクトを残し試合の流れを変えた。森保一監督は「前半もボールは動いていた。最後シュートにつなぐというところを上げていかなければいけないというところ。サイドでは起点を取れていた。サイド攻撃をより強めていこうということで、三笘を投入しました」と交代の意図を説明した。
この後、ワールドカップ予選はしばらく時間を置いて1月下旬から再開し、残り4試合を行う。欧州組は所属クラブに戻りシーズンを引き続き戦うことになるが、国内組は12月上旬で今季のリーグ戦は終了し、1月上旬はまだプレシーズン段階にある。
吉田は「まずはこの9~11月の非常にハードなスケジュールをこなした後なので、自チームでしっかりといいコンディションで各々が試合に出ることで、1月に良いコンディションでゲームに向かわなければいけない。国内組は国内組でリーグが終わった後なので調整が難しいでしょうし。しっかり休んで1月のシーズンを迎えなければいけない」とコンディション調整の重要性を強調した。
「ホーム2試合なので確実に勝って、勝って勝ち続ければ自力でワールドカップをつかめる所まで来ているので引き続き緩むことなく勝点を取らなければいけない。まだまだ油断できない。一つのミスで大きく状況が変わる状態なので気を引き締めていきたいと思います」
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AFCアジア予選 – Road to Qatar – オリジナルコンテンツ配信予定
11月19日(金)AFCアジア予選 第5&6戦レビュー -ROAD TO VICTORY-
AFCアジア予選の第5戦ベトナム戦、第6戦オマーン戦を中心に日本代表の戦いを振り返ります。これまでの試合で採用された戦術と選手起用について徹底討論。2022年1,2月に行われる第7戦中国戦、第8戦サウジアラビア戦に向け、勝利の方程式を導き出す特別番組です。(主な出演者:岩政大樹氏、佐藤寿人氏ほか)
11月21日(日)やべっちスタジアム #49
第6戦オマーン戦を振り返ります。またこの一戦が日本代表年内最後の試合となることから、9月に行われた第1戦から第6戦までを総括して、翌年に残された残り4試合の戦いを占います。※詳細未定(主な出演者:矢部浩之氏、他(未定)
11月23日(火)Jリーグ ジャッジリプレイ #36
16日に行われたオマーン vs 日本の試合から注目のジャッジを取り上げます。※ジャッジリプレイの対象になる事象がなかった場合は、変更となる可能性があります。(主な出演者:原博実氏、平畠啓史氏、桑原学氏)