今回の女子アジア杯は2023 FIFA女子ワールドカップの予選を兼ねており、開催地枠で出場できるオーストラリアを除いたチームのうち上位5チームが本大会の出場権を獲得することができる。そういった意味でも、W杯出場に向けて大きな意味を持つ大会だ。
2020年から日テレ・ベレーザの主将を担う清水は、なでしこジャパンにおいて現在サイドバックの柱と言える存在となっている。そんな清水が「サイドバックとしても人としても尊敬している」と語るのが、日テレ・ベレーザ の先輩であるDF近賀ゆかり(現・サンフレッチェ広島レジーナ)とDF有吉佐織(現・大宮アルディージャVENTUS)だ。
「近賀さんはそんなに多くは関わっていないけど、ずっとなでしこジャパンで活躍していて、運動量多く、どんどん攻撃参加していくところは自分と似ているかなと思っていて参考にさせてもらっています。アリさんは対人能力がすごく優れている選手で、自分がよく言っていたのは『アリさんがワンツーされるシーンをあまり見たことない』と。体の入れ方や反転するスピードは参考にさせてもらいました」
そんな先輩の背中を見て育った清水は、2018年に代表デビュー。そこから着々と経験を積み、昨夏には東京五輪に出場した。ただ、結果はベスト8止まり。清水は「これをバネにして次のW杯やオリンピックにもう一回挑戦したいと思いました」と語り、次なる戦いへ闘志を燃やしている。
今月には女子アジア杯が開催される。重要な大会へ向け、最後に意気込みを明かした。
「W杯出場に向け、アジアの大会はすごく厳しい。何が起こるかわからないのがアジアの予選。1試合、1試合、勝ちにつなげていくことが大事だと思うので、まずは結果を残してW杯につなげていきたいと思います」
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