バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、FWウスマン・デンベレに対する信頼を今一度強調している。
今季限りとなっている契約の延長交渉が決裂していたバルセロナとデンベレ。バルセロナは冬の移籍市場でデンベレの売却を試みたが失敗し、チャビ監督の意向により招集外扱いから再び戦力に加えていた。そして現在、フランス代表FWは指揮官の期待に応える活躍ぶりを披露しており、再び契約延長交渉に取り組む可能性も噂される。
3日のラ・リーガ第30節、本拠地カンプ・ノウでのセビージャ戦を前に会見に出席したチャビ監督は、そんなデンベレが世界最高の右ウィングになれる逸材であることを強調した。
「デンベレはここで幸せなんだと感じている。私にしてみれば、彼に対する不満なんて何もないよ。デンベレは非常にレベルの高い選手で、ちゃんと努力すれば彼のポジションにおいて世界最高の選手になれるんだ。それに現在の彼は違いを生み出してくれている。私の望むプレースタイルにおいて、彼は理想的な選手なんだよ」
またラ・リーガ2位の座をかけて争うセビージャについては、次のような見解を示している。
「私たちにとっては、クラシコに続くもう一つの決勝だ。ここまで良い結果を手にしてきて、2位に届くチャンスをつかんだということだね。この試合で自分たちのダイナミズムが素晴らしいことを確かめられたらいい」
「セビージャは私が称賛し、尊敬する監督が率いる協力なチームだ。セビージャというクラブ自体も素晴らしい仕事、補強を実現している。観客の応援を期待しているよ」
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