中田浩二氏との対談で酒井宏樹が最終予選への意気込み語る。「強い日本を見せられるように全力でやっていきたい」｜ やべっちスタジアム

今回の「中田コージーコーナー」の企画に登場したのは、今季、フランスのマルセイユから日本の浦和へと移籍を果たした酒井だ。

浦和への移籍に関しては「誰にも言わなかった」という酒井。FW大迫勇也やMF山口蛍、DF酒井高徳ら同年代の選手には報告していたようだが、「基本的には誰も帰ってくるとは思っていなかったし、そこは自分で決め切る気持ちでいました」と当時を振り返っている。

すでに数試合をこなした浦和については「（リカルド・ロドリゲス）監督のサッカーは興味深いですし、持っているものがいっぱいあるので、それを日々学んでいる」とのこと。年上の選手には知り合いも多い中、「長くやっていてプレースタイルもわかっているので、そういう意味では入りやすかった」と口にした。

また、来月2日からは2022年のカタールワールドカップ・アジア最終予選が幕を開ける。そのメンバーに入った酒井は初戦のオマーン戦に向け、「比較的、相性は良いと思いますけど、ただアジア予選の初戦はいろいろ苦戦しているので怖さはある」と主張。改めて初戦の重要性を明かした。

「とにかく必ず勝たないといけない試合。グループリーグで、ホームで引き分けはほぼ負けに等しい。特に前回を経験しているので1個でも落としてしまうと、その1個を取り返すのに3連勝しないといけないし、そういう状況に追い込まれる。プレーも固くなり、ミスしちゃいけないと思ってしまうので、そういう状況を自分たちで作らないようにしないといけない。見ている人や期待をしてくれている人たちが不安にならないように勝ち進めていきたいですし、そこは強い日本を見せられるように、チームとして一つになって全力でやっていきたいと思う」

アジア最終予選でどんなパフォーマンスを見せるのか。酒井のプレーに注目したい。