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中断明け初戦で完勝も…「奇妙な」無観客の“レヴィア・ダービー”、選手らの反応は? | ブンデスリーガ

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中断明け初戦で完勝も…「奇妙な」無観客の“レヴィア・ダービー”、選手らの反応は? | ブンデスリーガ(C)Getty images
【欧州・海外サッカー ニュース】新型コロナウイルスによる中断を終え、16日にブンデスリーガ第26節でシャルケとのダービーに完勝したドルトムント。しかし、ルシアン・ファーヴル監督らは無観客で行われたこの試合に奇妙な感覚を覚えていたようだ。

ドルトムントは16日、ブンデスリーガ第26節でシャルケと対戦。欧州でも随一の熱狂を見せる“レヴィア・ダービー”は無観客開催となったが、選手たちはどのような印象を抱いたのだろうか。

66日ぶりの開催となったリーグ戦において、ドルトムントはライバルのシャルケと対戦して4-0で完勝した。19歳のアーリング・ハーランドが前半に先制点を奪うと、ラファエル・ゲレイロが45分、トルガン・アザールが48分に加点。63分にもハーランドのお膳立てからR・ゲレイロが自身の2得点目を決めて試合を締めくくった。

しかし、この日の試合は無観客で行われたため、いつものダービーならば聞こえてくる大歓声やブーイングはなく異様な雰囲気に。また、ハーランドも得点時に“ソーシャルディスタンス”を意識したゴールセレブレーションを意識し、平時とは違ったものとなった。

選手や監督らはこの試合にどのような印象を持ったのだろうか。ここでは試合後のコメントをまとめている。

ルシアン・ファーヴル(ドルトムント指揮官)

「シュートを打ったり、最高のパスが通ったり、ゴールが決まっても、何も起きない。とても、とても奇妙だ。我々は本当にファンのことを恋しく思う。いつもとはまったく異なる試合になった。この試合の良さを判断することは難しい。プラン通りに白熱のあったものではなかったとも感じている。しかし、選手たちは集中して各々のタスクをこなしていた」

アーリング・ハーランド(ドルトムントFW)

「当然これまでのようにはいかない。7週間も試合をしていなかったから、もちろん違う。でも(試合のない)この期間にハードワークを続けてきたことはわかっていたんだ。(ゴールに)驚きはないさ」

ユリアン・ブラント(ドルトムントMF)

「最終的にはフットボールはフットボールだ。こういった状況でも喜びを見つけようとするし、今日はそれができた」

セバスティアン・ケール(ドルトムント選手部長)

「結果と内容に非常に満足している。再びゼロからのスタートだったんだ。トレーニングも満足にできず、負傷で数選手を欠いた状況だったからね。チームを称えたい。(試合は)不思議な感覚だった。セレブレーションを見てわかったと思うが、選手も同じ感覚だったはず」

ミヒャエル・ツォルク(ドルトムントSD)

「試合を終えて、正直ホッとしたよ。長い中断の後だったから、チームの現状は誰にもわからなかった。とにかく、チームの素晴らしい仕事ぶりを称賛したい。これだけの大差で勝つべくして勝った試合だった。それはどう見ても明らかだ。非常に満足している」

デイヴィッド・ワグナー(シャルケ指揮官)

「ダービーの敗戦はもちろん満足のできるものではないし、この異様な雰囲気の中ならなおさらだ。まだシーズン後半戦のような気がしない。本当に特殊な状況だった」

クレメンス・テンニース(シャルケ会長)

「やるべきことはたくさんある。何が原因かわからないが、話し合うだろう。彼らは普通のプレーができていなかった。ダービーなのだから、すべてを捨てて戦わなければならない。今日はそれが欠けていた」

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