ドルトムントは16日、ブンデスリーガ第26節でシャルケと対戦。欧州でも随一の熱狂を見せる“レヴィア・ダービー”は無観客開催となったが、選手たちはどのような印象を抱いたのだろうか。
66日ぶりの開催となったリーグ戦において、ドルトムントはライバルのシャルケと対戦して4-0で完勝した。19歳のアーリング・ハーランドが前半に先制点を奪うと、ラファエル・ゲレイロが45分、トルガン・アザールが48分に加点。63分にもハーランドのお膳立てからR・ゲレイロが自身の2得点目を決めて試合を締めくくった。
しかし、この日の試合は無観客で行われたため、いつものダービーならば聞こえてくる大歓声やブーイングはなく異様な雰囲気に。また、ハーランドも得点時に“ソーシャルディスタンス”を意識したゴールセレブレーションを意識し、平時とは違ったものとなった。
選手や監督らはこの試合にどのような印象を持ったのだろうか。ここでは試合後のコメントをまとめている。
ルシアン・ファーヴル(ドルトムント指揮官)
「シュートを打ったり、最高のパスが通ったり、ゴールが決まっても、何も起きない。とても、とても奇妙だ。我々は本当にファンのことを恋しく思う。いつもとはまったく異なる試合になった。この試合の良さを判断することは難しい。プラン通りに白熱のあったものではなかったとも感じている。しかし、選手たちは集中して各々のタスクをこなしていた」
アーリング・ハーランド(ドルトムントFW)
「当然これまでのようにはいかない。7週間も試合をしていなかったから、もちろん違う。でも(試合のない)この期間にハードワークを続けてきたことはわかっていたんだ。(ゴールに)驚きはないさ」
ユリアン・ブラント(ドルトムントMF)
「最終的にはフットボールはフットボールだ。こういった状況でも喜びを見つけようとするし、今日はそれができた」
セバスティアン・ケール(ドルトムント選手部長)
「結果と内容に非常に満足している。再びゼロからのスタートだったんだ。トレーニングも満足にできず、負傷で数選手を欠いた状況だったからね。チームを称えたい。(試合は)不思議な感覚だった。セレブレーションを見てわかったと思うが、選手も同じ感覚だったはず」
ミヒャエル・ツォルク(ドルトムントSD)
「試合を終えて、正直ホッとしたよ。長い中断の後だったから、チームの現状は誰にもわからなかった。とにかく、チームの素晴らしい仕事ぶりを称賛したい。これだけの大差で勝つべくして勝った試合だった。それはどう見ても明らかだ。非常に満足している」
デイヴィッド・ワグナー(シャルケ指揮官)
「ダービーの敗戦はもちろん満足のできるものではないし、この異様な雰囲気の中ならなおさらだ。まだシーズン後半戦のような気がしない。本当に特殊な状況だった」
クレメンス・テンニース(シャルケ会長)
「やるべきことはたくさんある。何が原因かわからないが、話し合うだろう。彼らは普通のプレーができていなかった。ダービーなのだから、すべてを捨てて戦わなければならない。今日はそれが欠けていた」
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