ブンデスリーガのライプツィヒは、新型コロナウイルス感染予防策の一環で日本人サポーター団体を強制退場させていたことに対する謝罪を発表。すでに被害を受けたファンと会談を行った模様だ。
ライプツィヒは1日、ブンデスリーガ第25節でレヴァークーゼンと対戦し1-1のドロー決着となった。ただ、この試合で問題となったのがライプツィヒ側の対応だ。複数のメディアによると、現在日本を含む東アジアを中心に猛威を振るう新型コロナウイルスの感染予防策の一環として、開始早々に日本人団体に退場を命じたものと見られている。
ライプツィヒの対応が物議を醸す中、2日にライプツィヒは公式声明を発表。「スタジアムのセキュリティはロベルト・コッホ研究所からの助言に従い、(新型コロナウイルスの)影響を受けている可能性のある地域からの団体の入場を制御する必要に迫られていた。遺憾ながら、この問題に関する不確実性により日本人観戦者への対応に誤りがあったことを認める」とし、「我々はこの誤りに対して謝罪したいと考えている。この件を償いたいと考えており、影響を受けた全員に対して連絡を取り、次のホームゲームに招待できるように取り組んでいる」と声明を出した。
この対応には、SNS上などで批判が殺到。ライプツィヒは公式Twitterで「我々はすでに個人的に会談し、起きたことを心から謝罪したいと思っている」と投稿し、退場させられた日本人数人と接触したことを発表。2日には数名へ直接謝罪して試合へ招待したことも明かしている。
現在、新型コロナウイルスの影響で揺れているフットボール界。その中で起きた今回の問題は、今後大きな注目を集めることになりそうだ。
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