日本代表は25日、国際親善試合でアジアのライバルである韓国代表と対戦し、3-0で勝利を手にした。試合後、代表デビューとなった試合で初ゴールを奪取したDF山根視来は、「日本にとって負けられない試合に出られて嬉しかった」と歓喜のデビュー戦を振り返った。
昨季に加入した川崎フロンターレではチームのリーグ優勝に貢献。今季も右サイドバックとして開幕6試合で4アシストを記録するなど好調を維持している。
そんな山根は今回、日本代表に初招集。迎えた25日の韓国戦で代表デビューを飾った。日本のサッカーファンに自分自身の存在をアピールしたのは前半17分の場面。FW大迫勇也のヒールパスに反応すると、ペナルティエリア内に進入しながら右足を一閃。強烈なシュートは、バーに当たりながらもゴールに吸い込まれた。
「自分の特長はゴールの匂いのするところに入っていくこと。守田からのパスはイメージ通りではなかったけど、その後にボールが出てきたので枠に打つことだけを意識しました。ああいうところで点を取る気持ちよさのためにサッカーをやっているところはある。いろいろな人が見ている中でゴールを決めれられて喜びが爆発してしまいました」
デビュー戦でのゴールという離れ業を記録した一方、右SBとして守備面でも好パフォーマンスを披露。フィジカルに長けた韓国相手にも負けない球際の強さを見せ、無失点勝利に貢献した。山根は改めて初の代表戦を振り返った。
「日本代表の選手としてピッチに立つことはサッカーを始めたころからの夢だったし、日韓戦という日本にとって負けられない試合に出られて嬉しかった」
結果こそ残したが「まだまだ成長したい」と語った山根。新戦力として堂々としたプレーを見せた男は、30日のモンゴル代表戦に向けてさらに先のレベルを見据えている。
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