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ほぼ戦力外扱いとなったアザール、新型コロナ感染者相次ぎ最後かもしれないチャンスを手に? | ラ・リーガ

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ほぼ戦力外扱いとなったアザール、新型コロナ感染者相次ぎ最後かもしれないチャンスを手に? | ラ・リーガDAZN
【欧州・海外サッカー ニュース】ラ・リーガ第18節カディス戦で、アザールが久しぶりにピッチに立つ可能性が出てきた。

新型コロナウイルスの感染者が続出しているレアル・マドリードで、MFエデン・アザールが最後かもしれないチャンスを得ることになりそうだ。スペイン『マルカ』電子版が報じている。

本来はレアル・マドリードを代表するスター選手であるべきアザールだが、負傷の影響やFWヴィニシウス・ジュニオールの台頭もあり、今現在は戦力外と変わらない扱いになっている。

ベルギー代表MFはラ・リーガで最後にプレーしたのは11月6日のラージョ・バジェカーノ戦で、それ以降の5試合では2試合を胃腸炎で欠場して、3試合では招集こそされたもののウォームアップを命じられることもなかった。しかしながら19日のラ・リーガ第18節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのカディス戦では、出番を与えられる可能性が高まっている。

レアル・マドリードは現在、新型コロナの感染者が続出しており、FWロドリゴ、MFマルコ・アセンシオ、MFガレス・ベイルと右ウィングでプレーする3選手からも陽性反応が出てしまった。左ウィングのFWヴィニシウス・ジュニオールは不動として、アザールが右で出場のチャンスを得る可能性はある。……MFルーカス・バスケスの出番となる可能性も拭えないが。

『マルカ』は、カルロ・アンチェロッティ監督がこうした緊急事態でもアザールに出番を与えなければ、冬の移籍市場で同選手の退団への扉が開かれることすらも示唆。同記事を次のような文章で締めている。

「もしアザールがアンチェロッティのプランに入らないとすれば、冬の市場でチームを去る可能性は相当に大きくなる。リールがかつてのアイドルに扉を開いたとの報道があった今週、アザールはレアル・マドリードのスタメンに戻れるのかもしれない。が、その反対のことが起こるならば、彼がスペイン首都で過ごし続ける未来などあり得ないことが明確になるだろう。なぜならば、アザールのようなクラスの選手が、このチームにいられる隙間などほぼないからだ。現在のようなヴィニシウスがいて、エンバペが到着すれば、アザールをはめ込む方法はない」

「エデンにとっては、今か、もう何もないか、となる。コロナウイルスと少しの余裕ができた日程の間で、アンチェロッティはシーズン後半戦を見据えながら、どのような起用法をするのだろうか。アザールは、レアル・マドリードでの本当の現実と向かい合うことになるのだ」

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