元ミラン指揮官のアルベルト・ザッケローニ氏が、古巣を牽引するFWズラタン・イブラヒモヴィッチを称賛している。イタリア紙『イル・ジョルナーレ』に語った。
1998年から2001年にかけてミランを率いたザッケローニ氏。名門が低迷していた時期に指揮官を引き受けて伝家の宝刀3-4-3を導入し、1988-89シーズンにはセリエA制覇を成し遂げた。
また、近年のミランもあまり良い結果を残せていなかったが、今シーズンは開幕から4連勝と絶好調。17日の第4節ではライバルのインテルに2-1で競り勝っている。
そして、その試合で2ゴールを決めたのが2019年末に完全移籍加入したイブラヒモヴィッチだ。ザッケローニ氏は、同選手が大きな影響をもたらしていると語った。
「彼は不滅の選手であり、なぜバロンドールが与えられなかったのか理解に苦しむ。イタリアサッカーのバランスを動かしたのは、C・ロナウドよりも彼なんだ。だからこそ、彼がやって来てから多くの若手選手が急成長を遂げた。ゴールを決めるだけではない。苦しい時にチームを背負い、仲間に安心感を与えてくれる存在なんだ」
ユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドの名前も引き合いに出したザッケローニ氏。ミランと同様に自身の古巣であるユヴェントスは今季ここまで1勝2分けと苦しんでいるが、それについては「プレシーズンを確保できなかった代償を払っているのだと思う。選手たちには(新指揮官のアンドレア・)ピルロの考えを吸収するための時間がなかった」と分析している。
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