ラツィオのイタリア代表FWチーロ・インモービレは、14年夏から1年間在籍したドルトムントでの自身のプレーに後悔しているようだ。地元ラジオ局『Lazio Style Radio』のインタビューで明かした。
ユヴェントスでプロキャリアをスタートさせたインモービレは、いくつかのチームを経て13年にトリノで22ゴールを決めてセリエAの得点王を獲得。これで一気に知名度を世界に広げると、14年夏にはポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの後釜としてドルトムントに加入することになった。
しかし、当時、指揮官を務めていたユルゲン・クロップ監督から大きな期待を受けて加入したものの、チームが低迷したこともあってなかなか実力を発揮することができず。UEFAチャンピオンズリーグやDFBポカールこそ結果を残したが、リーグ戦では24試合3ゴールにとどまり、翌夏にはチームを離れるに至ってしまった。
ドルトムント時代を振り返ったインモービレは、「クロップと僕は、お互いのキャリアの間違った時期に出会ってしまった。彼に、本当の自分と仕事するチャンスがあればよかったと思うよ」と主張。当時の自分は、本来の姿ではなかったと後悔を口にした。
苦しんだドルトムント時代を経て、セビージャ、トリノを経由して、16年夏にラツィオに移籍したインモービレ。ラツィオに加入以降、公式戦165試合115得点とゴールを量産しており、今シーズンもリーグ戦24試合26ゴールをマークし、セリエAの得点ランキングでトップに立っている。クロップ監督が最近、ラツィオにエールを送ったことについて問われて「嬉しい」とコメントしたインモービレは、さらにゴールを奪うことでチームを勝利に導くことはできるのだろうか。
得点ランキングでトップに立つインモービレの所属するラツィオは日本時間23日、セリエA第25節でジェノアと対戦する。この試合は日本時間23日20時30分からDAZN(ダゾーン)でライブ配信される予定だ。
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