資金確保に奔走するバルセロナは、DFサミュエル・ウムティティとMFミラレム・ピアニッチに契約解除を申し込んだが、拒否されたようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。
コロナ禍において深刻な財政難に陥るバルセロナ。先日にはゴールドマン・サックスから5億2500万ユーロ（約690億円）の融資を受けること決定したが、同時にトップチーム予算の削減に動いている。すでにトリンコンは買い取りオプション付きのレンタルでウォルヴァーハンプトンへ放出、ジュニオール・フィルポのリーズ移籍も迫っていると報じられていた。
そんな中『マルカ』によると、バルセロナはウムティティ（契約残り2年）とピアニッチ（契約残り3年）に契約解除を申し込んでいたという。両者の契約期間残り年数分の年俸（所得税込み）総額8500万ユーロ（約112億円）を抑えるために動いていたようだ。
しかし、両者ともに提案を断ったようだ。フランス人DFは今夏の移籍は考慮しつつも、「僕は契約をまっとうする」との返事を準備しており、自身をアピールする機会を熱望。ピアニッチもバルセロナでのプレー続行を希望し、契約解除には応じなかったようだ。
6月末で契約満了となったリオネル・メッシとの再契約を望んでいるものの、サラリーキャップをクリアできずに合意できていないと見られるバルセロナ。資金確保に難航しているようだ。
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