バルセロナとFWウスマン・デンベレが契約延長交渉を再開したものの、両者が手にした感触はあまりにも食い違っているという。スペイン『マルカ』が報じている。
今季限りとなっている契約の延長交渉が決裂していたバルセロナとデンベレ。このためにバルセロナは冬の移籍市場でデンベレ放出を試みたが失敗し、チャビ監督の意向によって今一度戦力として数えることになった。そして現在、フランス代表FWは大きな活躍を披露しており、指揮官たっての希望で再び契約延長交渉が行われている。
4日、バルセロナのマテウ・アレマニーFD(フットボールディレクター)とデンベレの代理人はモロッコで交渉の場を持ったが、それぞれ異なる感触を手にしたようだ。アレマニーFDは、デンベレ側の要求が以前と変わらずあまりに厳しいもので、契約延長の合意が「ほぼ不可能」と感じた様子。その一方でデンベレの関係者は、今回の話し合いがこれまでバルセロナとの間にあった緊張感を解く助けとなり、交渉が合意に至る「可能性が出てきた」という感触を得たようだ。
デンベレの関係者は今回の交渉が、これまでにあった刺々しい雰囲気を払拭することに役立ち、これから金銭面の条件面について細かく話し合う考えとのこと。またバルセロナと、もし他クラブから「重要なオファー」が届いた場合には、ちゃんと自分たちに知らせるよう約束を交わしたという。
アレマニーSDとデンベレの代理人は、すぐにというわけではないようだが、また交渉の場を設けるようだ。果たして、デンベレは来季どこでプレーしているのだろうか。
関連記事
● バルセロナ残留を望むデンベレと再び契約延長に動き始めるバルセロナ、それでも合意が困難な理由とは… | ラ・リーガ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。