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セリエA

「主人公になりたい」。吉田麻也、地元メディアにサンプドリア移籍の理由を明かす

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「主人公になりたい」。吉田麻也、地元メディアにサンプドリア移籍の理由を明かすDAZN

今冬の移籍市場でサンプドリアに加わった日本代表DF吉田麻也は、移籍後初めてベンチ入りしたセリエA第23節トリノ戦後のインタビューで移籍の理由について言及。イタリア紙『IL SECOLO XIX』に対し、「主人公になりたかった」と明かした。

プレミアリーグに属するサウサンプトンで7シーズン半にわたってプレーした吉田は、今冬の移籍市場でサンプドリアに買取オプション付きの期限付き移籍で加入。9日のセリエA第23節・トリノ戦は、出場こそなかったものの、移籍後初めてのベンチ入りを果たした。

試合後、イタリア紙のインタビューに答えた吉田は、移籍市場最終日に決まったサンプドリアへの電撃移籍を振り返り、「クラブ、メディア、チームメイト、スタッフ、ファン…。誰も僕がサウサンプトンから離れるなんて予想していなかった」と主張。続けて、移籍した理由について自身の見解を明かした。

「サウサンプトンは居心地が良かったけど、ほとんどプレーできなかった。だからジレンマがあったよ。ただ、新たな挑戦を始める勇気とさらに成長することへの願望があった。ベンチに座り続け世代交代を眺めるのではなく、僕はもう一度プレーしたかったし、試合やキャリアにおいて主人公になりたかったんだ」

また、吉田は「プレミアリーグを知るクラウディオ・ラニエリ監督の存在がアドバンテージになるか」との問いに対して「もちろんだ」と答え、「それに(元チームメイト)のFW(ガストン)ラミレスやFW(マノーロ)ガッビアディーニにも会った。ここに来る前、マノーロに電話したけど、彼はイタリアのフットボールはイングランドとまったく違うと教えてくれた」と元同僚に相談していたことを明かしている。

現在16位と残留争いの真っ只中にいる吉田麻也の所属するサンプドリアは16日、セリエA第24節でフィオレンティーナと対戦する。

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