リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、マンチェスター・シティとの大一番を前に敵将に賛辞を送った。
プレミアリーグ覇権奪還を目指すリヴァプール。今季は開幕6試合で4勝2分け、唯一の無敗チームとして首位を走っている。そして3日には、1ポイント差の2位マンチェスター・シティと直接対決に挑む。
ここ数年間激しいタイトル争いを繰り広げてきた両者。クロップ監督は、会見でジョゼップ・グアルディオラ監督とのライバル関係について問われると「伝えたことがあるかわからないけど、彼が好きだよ！ 本当にね」とし、関係性ついて語った。
「もちろん、会見での私の発言が彼を困らせることはある。悪口を言うつもりなんてないけど、シティのスタッフが『クロップがこう言った』と伝えると、本当に怒っているのが会見でわかるんだ！ それは申し訳ない」
「でも、本当にリスペクトしているんだ。お互いのことをよく知っていると思っているけど、実際にはそうではない。試合であったことはあるけど、2年前にはマンチェスターでの表彰式で一緒になることもあった。家族も一緒に会ったよ。ペップのような家族を築いている人は、きっと良い人物なんだと思う。彼の奥さんも子どもたちも素晴らしい。それが大切なんだ」
「試合中に彼が何と言おうと、私が何と言おうと、それは重要ではない。私は勝ちたいし、彼もそうだ。性格的に全く違うと思うが、それでも私は彼が好きだ。尊敬もしている」
そして「彼のチームと対戦するのは、全ての監督にとって最大の挑戦だ。なんたって、素晴らしいチームだからね！」と称賛を続けている。
「このレベルでミスをすれば容赦がない。言い方を変えようか、ミスをすれば罰を受ける。マンチェスター・シティとの対戦ではかなりの確率でそうなる」
「でも、リヴァプールならば少なくともチャンスはあるよ。試してみようじゃないか」
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