レアル・マドリードの下部組織出身であるレギロン。だが、2015年にはカスティージャに昇格できず、3部のログローニョに短期間レンタルで移籍。そして2016-17シーズンはリーグ戦30試合に出場し、8ゴールと結果を残すと、翌シーズンにマドリードへと復帰した。
2017-18シーズンは、当時Bチームの監督だったサンティアゴ・ソラーリに抜擢されて30試合に出場、11回キャプテンマークを巻いている。2018年にはプロ契約を締結すると、翌シーズンにはチャンスを得ることに。
ジュレン・ロペテギ監督が解任され、ソラーリ監督がトップチームの監督になると、スタメンに定着。マルセロからポジションを奪い、ラ・リーガのセビージャ戦、アラベス戦、アトレティコ・マドリー戦など、重要な試合で先発している。
だが、2019年夏にさらなる飛躍のため、セビージャへとレンタル移籍。公式戦38試合に出場し、3ゴール5アシストを記録。クラブのヨーロッパリーグ制覇にも貢献した。
2020年夏にレアル・マドリードから完全移籍でトッテナムに加入。5年契約を結び、3番を背負うことが決まった。トッテナムの左サイドバックに定着することが期待される。
スペイン代表としても2020年にデビューしており、9月のウクライナ戦でフル出場した。
プレースタイル
レギロンは左サイドバックを本職としている左利きの選手だ。アジリティやスピードなど、現代のサイドバックに求められる能力を持っている。
上下動を繰り返すことのできるスタミナ、勤勉さ、スピードが売りで、攻守両面で懸命に戦える選手だ。さらに、左足の正確なキックも武器としており、マイナスのクロスによるチャンスメイクを得意としている。
また、3部でのプレー時代にはキャプテンを任されており、キャプテンシーも備えている。
動画:プレー集
エピソード
かつてセグンダ・ディビシオンB(3部)のUDログローニョでプレーしていた頃、チームメイトは「彼がチームに来た時俺たちは笑っちゃったんだ。ちょっとまぬけな感じのやつだったからね」と明かしている。愛称は「レギ」で、友人は皆このように呼んでいるようだ。
2014年3月には、ギャレス・ベイルとファンとして一緒に写ったスナップが投稿されている。その下には「人生で最高の瞬間だ」と記されている。後にレアル・マドリード、トッテナムで同僚となった。
プロフィール・経歴
セルヒオ・レギロン・ロドリゲス/Sergio Reguilon Rodriguez
1999年12月16日生まれ 180cm・67kg 利き足:左
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2015-16 | UDログローニョ | 9試合・0得点 |
2015-16 | レアル・マドリードⅡ | 18試合・0得点 |
2016-17 | UDログローニョ | 30試合・8得点 |
2017-18 | レアル・マドリードⅡ | 30試合・2得点 |
2018-19 | レアル・マドリード | 14試合・0得点 |
2019-20 | セビージャ | 31試合・2得点 |
※成績は国内リーグ(2020年9月5日現在)
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