サウサンプトンは現地時間5日、エヴァートンからFWセオ・ウォルコットを1年間の期限付き移籍で獲得したことを発表した。
ウォルコットはサウサンプトンのアカデミー出身。16歳でファーストチームデビューを飾ったが、2006年1月にアーセナルへのステップアップを果たす。同年にはドイツ・ワールドカップ(W杯)に臨むイングランド代表に17歳で選出されるなど、若くから多くの注目を浴びてきた。
そして、アーセナルで12年以上にわたって活躍したウォルコットは、2018年冬にエヴァートンに完全移籍。しかし、2020-21シーズンは開幕4連勝と好調なチームの中で出番を得られていなかった。
約15年ぶりに出発の地に帰還したウォルコットは、クラブ公式サイトを通じて以下のようなメッセージを発している。
「他のクラブでのチャンスもあったけど、サウサンプトンからのオファーが来てすぐに……。このクラブは僕の一部であり、僕を選手として育ててくれた。心のクラブだ」
また、愛するクラブの選手としてピッチに立つ瞬間には感極まってしまうだろうともコメントした。
「最初にプレーするときは、涙を流してしまうかもしれない。本当に多くのことを意味するからね。この取引成立に向けて動いてくれたみんなに感謝してもしきれない。本当にうれしい。サウサンプトンのオファーがあったとき、言葉が出なかったし、簡単な決断だった。この決断が正しいものであったと感じている」
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